助成対象詳細
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企画書・概要
Abstract of Project Proposal
新型コロナ禍の2020年10月から2022年4月において、キャンプが持つアウトドア/レジャーの枠を超えた「屋外」「仮設」「交流」の場づくりとしての価値が広く注目され、市民・中小企業・大手民間・行政など、多様なセクターから人・物 (土地)・お金・(情報)が自然発生的に集う事態が起きている。
本プロジェクトでは、この不思議かつユニークな動向を踏まえ、4年間の実践を基にした防災領域におけるキャンプの検証分析を通じて、①公共や屋外のリアル空間で各分野へ関わる人となる母集団の認知・獲得を得るキャンプリーチ活動、②チームや組織運営に不可欠な互いの合意形成・関与の記録と可視化を容易にする各デジタルツールの検証/実装に取り組む。
防災領域を起点とし、環境・社会・文化等の多分野への展開が図れるようなモデル化を図り、今後の「自治型社会」形成に寄与する仕組みづくりをめざす。