助成対象詳細
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企画書・概要
Abstract of Project Proposal
本プロジェクトは、地域との接点を持たない外国人住民が増加する江別市において、(1)地域住民が外国人住民なしには成り立たない地域の実情を理解し、1人1人が共生のためにできることを主体的に考えるマインドを養うこと、(2)外国人住民も自らの世代だけでなく将来の第2・第3世代も江別市で暮らしていくことを視野に入れ、日本(語)社会への関わりを志向すること、を目標とし、両者が対話を通じて共生策を共に考える場を構築する。
具体的には、言語の壁を超えたコミュニケーションを可能にする「演劇ワークショップ」によるアイスブレーキングを行った上で、「草の根政策カフェ」を実施し、当事者が対話を通じて自分たちに必要な共生策を考える機会を創出していく。企画・実施に向けては、日本語教育・多文化共生・文化政策の研究者、演劇関係者、江別国際センターがチームとなり協働する。
1人でも多くの江別市民が共生について考えたり、具体の行動につながったりすることをめざし、「ワークショップ×カフェ」で作り上げられた共生策を紙媒体やオンラインで公開し住民コメントをもらったり、冊子にまとめて江別市や北海道に届けボトムアップで立ち上がる草の根共生策を行政に提案したり、協働事業の実施や中長期の計画策定にも関わることを通じて、政策の具体化にも取り組んでいく。
イベント・レポート
Event Report