助成対象詳細
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企画書・概要
Abstract of Project Proposal
本プロジェクトでは、コロナ禍で「集まりの場や機会」の急減による「孤独・孤立の時間増加」により、「フレイル(社会的・精神的要素)」の影響が心配される「在宅認知症当事者(MCI・若年性認知症・認知症初期の方)とその家族へのICT支援、および地域の支援団体への支援を展開する。
認知症分野においては、SNS上での「出会いたい当事者同士の声・団体・オンラインの集まりの場」の情報が不足している状態にあることで孤独・孤立を深め、フレイルの悪化を招いているという仮説に対し、①本プロジェクトの中心団体である(一社)セーフティーネットリンケージが開発した「地域共生支援アプリ」への古き良きラジオのような音声機能を重視した機能の追加、②「自分のペースで個人情報に配慮した形で、自分に合った情報を取得しながら参加できるオンラインサロン」の創出、③音声SNS機能を活用した「当事者が当事者をサポートするオンラインピアサポート」の実施に取り組む。
取り組みを通じて、対象とする分野も「貧困・認知症・障がい者等、マイノリティの立場にある人達」に広げ、「ひとりでいても、ひとりぼっちにしない町」「助けてほしい時に、お互い様で助け合える・支え合える町」の実現をめざす。