助成対象詳細
Details
企画書・概要
Abstract of Project Proposal
本プロジェクトを通じて、山形県上山市の若者や子ども達が、果樹栽培でイキイキと活躍する未来の自分像を描ける地域社会の実現をめざす。
産地の生産者数減少や高齢化に関するニュースを、(特に生産者の)若者や子ども達が耳にする場面は、大人にとって非常に辛く、責任を感じる。地域のステークホルダーでプラットフォームを整備し、生産者が減少しても、互いに繋がり、前に進む近未来の地域農業の姿を若者や子ども達に示していきたい。
これまでの取り組みとして、地域の園地気象環境を生産者が共有できるアプリ「かるほく」を開発し、上山市を窓口として運用が始まっている。そこで、本プロジェクトでは、「かるほく」を生産者が、栽培管理情報を軸に繋がりあえるコミュニケーションツールに機能拡張し、「繋がり・協働する産地」を実践する。さらに、次世代の農家となる地元の高校と連携した取り組みや、これまで地域の学童と連携して実施してきた科学教室を持続的かつ発展的に実施できる運営体制の整備などにも取り組む。
メディア掲載
List of Media Appearances
- 2022/11/01 河北新聞 突然変異で出現した「赤い洋ナシ」生産広がる 山形・上山 ラ・フランスの3倍の値も
- 2022/09/17 山形新聞 果実、アプリで栽培管理 山形大・奥野准教授と上山市開発
- 2022/05/16 山形新聞 科学の視点で果物学ぶ
- 2021/12/31 河北新聞 凍霜害 アプリで警告 上山市・山形大 システム開発
- 2021/12/22 朝日新聞 凍霜害警報システム開発 山大生
- 2021/12/21 河北新聞 児童ら果樹栽培の講座 上山
- 2021/12/19 山形新聞 「未来創造ラボ」最終回 上山
- 2021/10/23 山形新聞 西洋ナシ 上山の特産に 市と奥野山形大准教授が栽培支援