助成対象詳細
Details
企画書・概要
Abstract of Project Proposal
石巻市は全国の中でも要介護者の増加が顕著な地域であり、介護人材や介護予防に関する知識や機会が不足している。そこで介護が必要になる以前から、地域の高齢者の健康状態を見守り、介護予防のトレーニングを行う人材を育成し派遣することで、介護状態の予防・軽減と高齢者のいる家族の介護離職の予防を図る。高齢者の対象は、「介護前」の状態であり、下記の3パターンに対して、専門家が訪問し本人、家族のニーズと合わせて、適切な支援を処方する。その内容に応じて、育成した人材が定期的に訪問することで、健康状態の確認や改善、日々の不安や悩みのサポートを行い、その情報を本人同意のもとご家族に提供し、日々の様子を知る機会を作る。とはいえ、100%予防することは困難であり、介護が必要となったら、早期に適切な支援につなぎ、家族の負担の軽減を図ることで、介護うつ、介護離職を防ぐ。一方、訪問するものは子育て中の介護士を想定している。子育てのために一般的な就労が困難な介護士を育成し、短時間勤務が可能な働き方を実現することで、潜在介護士の仕事と予防介護の実現を目指す。
実施報告書・概要
Summary of Final Report
【取り組んだ課題】
東日本大震災後、要介護者が急激に増えた石巻市にて、介護する家族を支えるための新しいサービスを開発することを目指し、プロジェクトを開始。
具体的には以下3点を目指した。
1)制度の狭間の課題に対応するサービス
2)潜在介護士の社会価値化
3)地域における、介護うつ、介護離職の予防を目指す
【実施内容と成果】
1)サービスの開発
訪問健康見守りサービス〜想いの架け橋〜
2)介護に関する相談
相談実人数:41人
述べ相談回数:108回
3)介護に関するセミナー、相談会
実施回数:47回
述べ参加者:213人
4)企業団体訪問
訪問回数:186件
<成果>
・達成度:思うような成果が得られなかった
・根拠:サービス利用者数、収益、担い手の育成が目標と比べ、大幅に低いため
<地域に起きた変化>
(1)
(変化)活動の認知度が増えた
(詳細)NPOとの協働により、介護に悩む方からの相談を受けることができた
(2)
(変化)仕事と介護の両立に関する考えが広がった
(詳細)企業、行政、NPOなどを訪問することで、実際のサービスには繋がらなかったが、この課題の認識や対策について、啓発につながった
<最も重要な変化のエピソード>
家族間の想いの共有が出来る事で、関係性が改善し、親、子それぞれの暮らしが豊かになることが、実際のサービスから確認できた。
<助成期間終了後の計画>
①介護on-line:4月中にホームページ開設し運用していく。(3名体制で実施、口コミやSNSで接点のある人から周知していく)
②NPOとの協働:石巻復興支援ネットワークと今年度の企画の打ち合わせ
③企業との協働:みやぎ生協で5/13に組合員向けに健康のセミナーを実施し、継続しながら法人の仕事と介護の両立体制につなげていく。
東日本大震災後、要介護者が急激に増えた石巻市にて、介護する家族を支えるための新しいサービスを開発することを目指し、プロジェクトを開始。
具体的には以下3点を目指した。
1)制度の狭間の課題に対応するサービス
2)潜在介護士の社会価値化
3)地域における、介護うつ、介護離職の予防を目指す
【実施内容と成果】
1)サービスの開発
訪問健康見守りサービス〜想いの架け橋〜
2)介護に関する相談
相談実人数:41人
述べ相談回数:108回
3)介護に関するセミナー、相談会
実施回数:47回
述べ参加者:213人
4)企業団体訪問
訪問回数:186件
<成果>
・達成度:思うような成果が得られなかった
・根拠:サービス利用者数、収益、担い手の育成が目標と比べ、大幅に低いため
<地域に起きた変化>
(1)
(変化)活動の認知度が増えた
(詳細)NPOとの協働により、介護に悩む方からの相談を受けることができた
(2)
(変化)仕事と介護の両立に関する考えが広がった
(詳細)企業、行政、NPOなどを訪問することで、実際のサービスには繋がらなかったが、この課題の認識や対策について、啓発につながった
<最も重要な変化のエピソード>
家族間の想いの共有が出来る事で、関係性が改善し、親、子それぞれの暮らしが豊かになることが、実際のサービスから確認できた。
<助成期間終了後の計画>
①介護on-line:4月中にホームページ開設し運用していく。(3名体制で実施、口コミやSNSで接点のある人から周知していく)
②NPOとの協働:石巻復興支援ネットワークと今年度の企画の打ち合わせ
③企業との協働:みやぎ生協で5/13に組合員向けに健康のセミナーを実施し、継続しながら法人の仕事と介護の両立体制につなげていく。