助成対象詳細
Details
企画書・概要
Abstract of Project Proposal
復興住宅の住民は、乳幼児から高齢者まで年齢層は広く、それぞれが今後の地域を作り支え合う仲間である。集会所を始めとする共用スペースの利用方法は世代により違っており、各世代のニーズを把握し、話し合い、お互いを認め合いながら活用について企画・運営をする必要がある。仮設住宅から復興住宅への移転により新たなコミュニティ作りが進められる中、当団体は、子どもも大人も安心・安全な居場所作り活動を約1年間行ってきた。公園を活用したプレーパークには、子どもだけではなく乳幼児親子や高齢者の方々が集いお互いに声を掛け合いながら過ごす場面が見られる。開かれた「場」で誰もが気軽に集い一人でも多くの人と顔見知りになり挨拶を交わす機会となっている。今回の活動は、各集会所や外スペースを利用し、プレーパークの手法を取り入れ、高齢者から子どもたちまでが楽しめる集いの場を作る。地域住民と一緒に企画・運営し、お互いの距離を縮め、話し合いができる関係性を構築していく。継続して地域住民の手により主体的に企画・運営できるような仕組みを作り、子どもたちが地域の大人に見守られ安心して過ごせるコミュニティ作りを支援する。