助成対象詳細
Details
企画書・概要
Abstract of Project Proposal
過去4年間のKUNIBOの活動を通じて在住外国人の防災に関する認識が深まったが2011年の東北大震災後、その活動の未熟さと限界を痛感した。単なる在住外国人支援ではなく、日常生活において人種を超えての交流し、信頼できる共同社会の形成が必要である。国立市の特徴を生かして国際交流団体や地元大学の協力を得て多文化共生化社会の構築を目指す。またプロジェクト終了後の事業の継続性を意識しながらプロジェクトを実施していく。
実施報告書・概要
Summary of Final Report
多文化共生社会の推進―防災に関する情報の共有を核とした活動を通じて多文化共生の地域社会を目指す。というテーマのもと以下の通りの活動を実施した。
1 全体の活動
・隔月連絡会議を開催し防災計画や共生社会構築への取り組みの立案および実施状況の
報告を行い、評価を 織り込んだ 計画を策定
・組織の規約を改正し、ホームページおよびFacebookを開設
・市役所、公民館、一橋大学、および地域自治会(中の会)と連携
・他地域東京都および国分寺市国際交流会、東村山氏などとの交流
・成果物として①AED多言語アナウンス表記リスト②くにたち生活防災マップ③防災ステッカーの制作
2 防災減災関係
・防災訓練の実施
①立川防災館にて在住外国人、留学生を中心にして体験訓練を実施
②公民館、および一橋国際交流会館にてAED,消火器の使い方および避難訓練を実施
③自治会、国立市および東京都(東京体育館)などが主催する防災訓練に参加
・防災講座の実施①国立市における防災に関する認識を高めるため安全防災課、消防署などによる講座②避難所での口腔ケア、段ボールトイレ製作講座を実施③インフラに関する講座(気象庁、電気(関東電気保安協会)、水道局、ガス局、立川警察署、国立駅長)
を実施
・防災クッキング毎年3月に実施(中防災センター)
・ワーキングチームによる上記成果物を制作
・災害時ボランテア通訳者を毎年留学生を中心に3月募集(2015年約20名)5月に交流会を開催
3 多文化共生関係
・外国人が安全、安心して生活できるための講演会および相談会の実施
・日本語教育及び生活相談を実施(毎週2回)。
・食を通じての他国の文化を交流(ムスリムハラル食、スリランカ、ベトナム料理)
・子供育成のための相談、サロンの開設(市役所市民課、保健所の講話、保育園訪問 )
・地域を知るための企画を実施(一橋大学構内、谷保天満宮、くにたちさとの家、狭山公園など)
・日本語によるスピーチ大会を実施(毎年11月)外国人参加者11名
4 活動の評価と今後の活動について
活動の評価は大体満足しているが、防災活動だけでは災害の記憶が薄れゆく今日、活動の継続は難しいと考える。お互いが生活していく中でその意識を持たねばならない。今後は東京都配布の防災ブックの活用を考え活動の継続を図りたい。
1 全体の活動
・隔月連絡会議を開催し防災計画や共生社会構築への取り組みの立案および実施状況の
報告を行い、評価を 織り込んだ 計画を策定
・組織の規約を改正し、ホームページおよびFacebookを開設
・市役所、公民館、一橋大学、および地域自治会(中の会)と連携
・他地域東京都および国分寺市国際交流会、東村山氏などとの交流
・成果物として①AED多言語アナウンス表記リスト②くにたち生活防災マップ③防災ステッカーの制作
2 防災減災関係
・防災訓練の実施
①立川防災館にて在住外国人、留学生を中心にして体験訓練を実施
②公民館、および一橋国際交流会館にてAED,消火器の使い方および避難訓練を実施
③自治会、国立市および東京都(東京体育館)などが主催する防災訓練に参加
・防災講座の実施①国立市における防災に関する認識を高めるため安全防災課、消防署などによる講座②避難所での口腔ケア、段ボールトイレ製作講座を実施③インフラに関する講座(気象庁、電気(関東電気保安協会)、水道局、ガス局、立川警察署、国立駅長)
を実施
・防災クッキング毎年3月に実施(中防災センター)
・ワーキングチームによる上記成果物を制作
・災害時ボランテア通訳者を毎年留学生を中心に3月募集(2015年約20名)5月に交流会を開催
3 多文化共生関係
・外国人が安全、安心して生活できるための講演会および相談会の実施
・日本語教育及び生活相談を実施(毎週2回)。
・食を通じての他国の文化を交流(ムスリムハラル食、スリランカ、ベトナム料理)
・子供育成のための相談、サロンの開設(市役所市民課、保健所の講話、保育園訪問 )
・地域を知るための企画を実施(一橋大学構内、谷保天満宮、くにたちさとの家、狭山公園など)
・日本語によるスピーチ大会を実施(毎年11月)外国人参加者11名
4 活動の評価と今後の活動について
活動の評価は大体満足しているが、防災活動だけでは災害の記憶が薄れゆく今日、活動の継続は難しいと考える。お互いが生活していく中でその意識を持たねばならない。今後は東京都配布の防災ブックの活用を考え活動の継続を図りたい。
成果物
Projects Outputs
- くにたち生活防災マップ(D13-L-0001)
- 防災ステッカー(D13-L-0001)